〈賢い原付選び〉
原付選びに重要ですので最後までお読みください！
画像からエンジンタイプの判別は出来ますでしょうか？
下の2台は４ｓｔ＝４サイクルエンジン車
ホンダ＝トゥデイとディオになります。
下の2台は２ｓｔ＝２サイクルエンジン車
ヤマハ＝ジョグジョグ／ホンダ＝２ｓｔディオになります。
ご来店頂く殆どの方が見た目でエンジンタイプを判別できる方はいらっしゃらず
恐らく閲覧されている方も判別できる方は少ないでしょう。
（重要）是非、最後までお読みください
原付スクーター購入の選び方は使用方法で変わります！
４ｓｔ＝４サイクルエンジン
２ｓｔ＝２サイクルエンジン
通勤通学での片道1０ｋｍ以上を走る場合は４ｓｔの原付がお薦め！
４ｓｔ原付は燃費が良くキャブレター車でも一般道使用で１Ｌ/50ｋｍ以上コンピューター制御のインジェクション車ですと65ｋｍ以上と恐ろしい程の低燃費なのでお財布に優しい原付です。
４ｓｔ原付に比べ２ｓｔ原付は都心（関東）の信号の多い地域でストップ＆ゴーの走行ですと大体１Ｌ/20ｋｍ～25ｋｍと言う所でしょうか？！
「高低差（坂道）の程度や体重～乗り方で変動しますが２ｓｔの燃費を1Ｌ／20ｋｍで計算してみましょう。
２ｓｔ燃費（例）「1日／20ｋｍ使用＝1Ｌ／20ｋｍ／ガソリン代130円（暫定）燃料費＝1日130円」（現在は計算値よりガソリン代は高騰しています）
1週間（5日想定）＝￥130×5日＝￥650（週）／1ヶ月（×4週）￥2600／1年（×12カ月）￥31200の計算に成り４ｓｔの燃費は2倍以上なので単純に÷２以上の燃費計算に成りますので同じ使用環境ですと４ｓｔだと1年の燃費は￥15600以下にに成ります。
４ｓｔ原付は２ｓｔと比較し少々車体価格が上がりますが片道10ｋｍ以上毎日乗るのであれば燃費計算上、1年以内、多く見積もっても2年以内で価格差の元は取れる事に成り2年目以降はプラスに転じます。
続いて２ｓｔ原付の特徴は高燃費のかわり４ｓｔより初速パワーが有る為、高低差のある坂道の多い地域ではグイグイ走るので坂道の多い立地では活躍します。
（注）しかし初心者には向かい原付とも言えます！
２ｓｔエンジンはオイルがガソリンと混合で燃える構造なのである程度スピードを出せる運転手でないとオイルが燃えきれずマフラーに溜まっていきマフラー詰りを起こし初期症状としては始動性が悪い～信号待ちで止まってしまう！スピードが出ない！等々
それは故障では無く乗り方でのマフラー詰りで排気出来ない事での症状です。
「実例」
以前ご年配のお客様で２サイクルを購入させましたが
最高40ｋｍまでしかスピードが出せず１ヶ月半でマフラー詰り症状を起こし
マフラーに溜まったオイル抜き作業をし状態復活させお戻しするのですが
また１ヶ月半程度で症状が出てしまいました。（よく有る事例です）
この症状が出てしまう運転手はマフラー交換しても走行法が変わらないと同じ事を繰り返すので新品マフラーでも１年くらいで詰らせてしまい最終的には４ｓｔ原付に買い替えるに至るハメになります。
お客様によく「原付は30ｋｍまでしか出しちゃいけないでは？！」と言われますが
最高速60ｋｍほど出る２ｓｔスクーターのエンジン性質と法律が合っていない！と言えるでしょう。
また初心者の方やスピードを出せない方に適性を越えたスピードを出す事は危険ですので結果的に４ｓｔ原付にする事をお薦めします。
スクーターに乗り慣れており急な坂道の多い立地で使用するならパワー系２ｓｔ原付が適し安価でも有るので良いと思います。
少し長く成りましたが「安物買いの銭失い」にならない様に失敗しない車種選びの参考にして頂けると幸いです。
以上の事から当店では使用方法のご相談から店頭にて試乗をして頂き乗り方を見てお客様の適性も判断させてもらい車両選びのお手伝いや併せて初心者講習も行っております。
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